解体工事

2030年にピークを迎えると言われる解体市場の中で、
創業50年で培った確かな技術と経験で、誠意ある工事を行います。
古川工業では木造一般住宅はもちろん、鉄骨造・RC造などの建築物や改修工事における内装解体・原状回復工事、
駐車場・ブロック塀の撤去など幅広い解体工事に対応します。

木造

建築物の解体工事では、構造に関わらず、建設リサイクル法により分別解体が義務付けられています。(ミンチ解体の禁止)
木造建物では、屋根葺き材や内装材は手作業による撤去を行います。
また、狭小地や前面道路幅が狭いなどの理由から、手作業による解体が多くなる傾向にあるのが木造解体の特徴です。

鉄骨造

鉄骨造の解体工事では、内装材等の撤去後、重機と人力によるガス切断の併用で作業を進めていきます。
鉄骨建物で注意したい点は、梁やデッキプレート裏に吹き付けられている耐火被覆材にアスベスト含有の可能性があることです。
含有が認められる場合はレベル1工事となり、費用が高額になる為、解体をお考えの方は、早期の事前調査を行う事をオススメします。

RC造

鉄筋コンクリート造と言われるRC造の建物解体では、中高層になれば、階上に重機を楊重して行う階上解体や敷地に余裕があれば大型重機を搬入して行う地上解体等があります。
古川工業では、振動・騒音対策として可能な限り大型ブレーカーを使用せず圧砕機による解体工法を採用しています。

内装解体

原状回復工事やスケルトン工事・リフォーム工事における部分解体、ホテル1棟丸々の内装解体や、空港内での改修工事、公共工事における改修工事に伴う撤去工事等、あらゆる内装解体の実績が多数御座います。
熟練の職人による丁寧な仕事が評判です。

その他解体

ブロック塀の解体や植栽の撤去、アスファルト舗装の撤去工事、朽ちたウッドデッキの撤去等、あらゆるものの解体を行っています。
どんなに小さな案件からでも対応可能です。

解体工事の流れ

1)お問い合わせ
2)現地調査・お見積り
3)ご契約
4)諸官庁届出
5)近隣挨拶
6)工事着工
7)工事完了
8)現地立会いご確認
9)お引渡し

解体費用例

RC(鉄筋コンクリート)造:6~8万円/坪例)30坪の一軒家を解体する場合
木造住宅なら90~150万円、鉄骨造なら150~210万円、RC造であれば180~240万円
※立地や築年数、隣の家との距離などによって費用は変わります。

【店舗の内装解体の場合】

1坪あたり1.5万円~4万円
※飲食店では排気ダクトや厨房機器の撤去が発生 することもあり、その場合は割高になる可能性があります。
美容室やエステなどの店舗も同様に、洗面台や個室の撤去で割高になります。

斫り工事

古川工業の始まりは、斫り(ハツリ)を行う専門業者としてスタート。
1970年の大阪万博では、イタリア館やチェコスロバキア館などの斫り工事にも従事しておりました。
その系譜を引き継ぎ、現在では解体工事部とは別に、斫り(ハツリ)を専業とする職人たちの斫り工事部があります。
新築工事における修正斫り、耐震改修工事に伴う斫り工事や杭頭処理、高速道路の切削・ジョイント入れ替えに伴う斫りなど、あらゆる場面で活躍しております。
金額・単価等もご相談させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

工事スペースが狭い現場

はつり工事のメリットは、重機が入れないような狭いスペースでも、コンクリートの壁を撤去したり、穴を開けたりする作業ができることです。
基本的に斫りを得意とする職人の手作業となります。

仕上げに繊細な作業が求められる現場

コンクリートの建造物の外観や、内観の一部を見栄え良く加工する斫り仕上げ工事は、機械での作業、職人の手による作業のいずれも可能です。作業効率だけを考えれば機械が圧倒的に有利ですが、素材の硬軟によって力加減が必要な場合などは、繊細な動きができる職人の斫り仕上げ工事が行われます。

不要な部分を削り取る

コンクリート造りの建物を新築したりリノベーションしたりする際に、型枠や決められたサイズからはみ出したコンクリートを削り取る作業も斫り工事になります。橋桁などの老朽化した部分だけを取り除きたいときにも、斫り工事が行われます。

マンションのフルリノベーション

中古マンションのフルリノベーションや、住み心地を良くするためのリフォームにあたって、間取りを変更する場合には、室内の間仕切り壁を撤去する必要があります。作業場所が狭く、騒音が気になるマンションのリフォームでは、斫り工事で壁を撤去することが多くあります。ただし、壁式構造といって間仕切り壁が全体の強度に関わる構造のマンションでは、斫り工事でも壁を撤去することはできません。

アスベスト調査・除去

アスベストとは、天然に採取される鉱物の一種であり、
石でありながら軽い綿状の性質を持つことから、石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれる物質です。
加工しやすいことに加えて、耐火性・断熱性・電気絶縁性が高く、
一時期は断熱材や保温材、防音材として建築物に多く使用されていましたが、
アスベストを吸入すると肺がんや悪性中皮腫などの悪性疾患をはじめとした健康被害を引き起こすことも知られており、
現在日本では使用が禁止されています。

ご心配な方は、専門業者である私たち古川工業にご依頼ください。

石綿事前調査(書面調査・目視調査・分析調査)

解体・改修工事を行う際は、その規模の大小に関わらず石綿含有の有無の調査を行う必要があります。
(「石綿障害予防規則第3条」および「大気汚染防止法第18条」により定められています)
また、令和5年10月より有資格者による調査が義務付けられており、古川工業では資格取得者による丁寧な調査が可能です。

事前調査に係る費用例

1)  調査位置選定・書面調査・目視調査
2) サンプリング(3検体) → a.外壁仕上塗材 b.磁器質タイル下地 c.天井上裏リシン吹付下地 等
3) 石綿含有分析調査
4) 報告書作成(石綿分析調査報告書・分析結果報告書)
5) 諸経費(交通費・採取用具等)

合計 ¥180,000-

アスベスト除去工事

古川工業では、解体・改修工事に伴うアスベストの除去工事も行っております。
レベル3~レベル1まで対応が可能で、ここ数年で増加した外壁仕上塗材の除去にも完全対応しております。
除去費用はアスベストのレベルや、工法・数量・施工条件等により変動があります。
お気軽にお問い合わせ下さい。

斫りノミ焼き

ただいま準備中